ビットコインとアルトコインは6月に上昇するのか、それとも新たな暗号資産ウィンターが来るのか？

ビットコインとほとんどのアルトコインは、年の最初の5か月で混合したパフォーマンスを示し、ビットコインは2回の最高記録を達成しました。

ビットコイン (BTC) は1月に$109,300の記録的な高値に跳ね上がり、5月には$111,900で新たな高値を設定しました。

他のミーム通貨は、Official Trump (TRUMP)のローンチに続いて1月に急騰しましたが、第一四半期には後退しました。ほとんどが4月に強い回復を見せ、いくつかは今年の最低レベルから200%以上急上昇しました。

問題は、ビットコインや他のアルトコインが6月に上昇し続けるのか、それとも新たな暗号の冬が始まろうとしているのかということです。

歴史的に、6月は通常、暗号市場で最も悪い月の1つです。ほとんどの暗号通貨はこの月に下落し、投資家が夏休みを取るため、取引量も通常減少します。

2013年以降の6月の平均ビットコインリターンはマイナス0.34%であり、中央値はマイナス0.23%です。これにより、9月に次いで最も悪い月となっています。また、2013年以降のほとんどの年で、ビットコインは6月にマイナスのリターンを記録しています。

イーサリアムの6月のパフォーマンスもあまり良くなく、ほとんどの年でマイナスのリターンを記録しています。2016年以降の平均リターンはマイナス6.8%で、年間で最も悪い月となっています。

ETH価格の動き（月別）| 出典：CoinGlassしたがって、歴史が繰り返される場合、クリプトウィンターは6月に発生する可能性が高い。この期間は、価格が下落または停滞し、取引活動が減少することが特徴である。また、中立的な恐怖と欲望の指数によっても特徴づけられる。

ビットコインの価格動向が暗号冬を決定する

BTC価格チャート | 出典: crypto.newsビットコイン、最大の暗号通貨は、暗号の冬が起こるかどうかを決定します。新しい最高値への強い急騰は、ミーム通貨を含むアルトコインへの需要の再燃を引き起こすかもしれません。

日足チャートは、BTCが5月の史上最高値$111,900から$104,000に戻ってきたことを示しています。この戻りは、カップ・アンド・ハンドルパターンのハンドル形成の一部である可能性が高く、一般的な継続セットアップです。

カップの深さは約32%で、通貨が最終的に$144,600を超える可能性があることを示唆しています。この目標は、カップの上側から同じ距離を測って導き出されています。

したがって、ビットコインはハンドルセクションを形成し続けることで暗号冬を引き起こす可能性があります。これが起こると、ほとんどのアルトコインは6月に引き続き下落するかもしれません。幸いなことに、カップ・アンド・ハンドルパターンのおかげで、ビットコインが反発すると、暗号冬は暗号春に道を譲る可能性が高いです。